『乃木坂46 3・4期生ライブ』に参加してのアレコレ。

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乃木坂46 3・4期生ライブ』に参加してきました

 11月26日に開催された『乃木坂46 3・4期生ライブ』に参加してきました。会場は国立代々木競技場 第一体育館。2013年に『真夏の全国ツアー』最終公演を開催した、乃木坂46にとって大切な舞台のひとつです。

 今回のライブは、乃木坂46のなかでも比較的に後輩株な3期生と4期生メンバーだけでパフォーマンスをするといったもの。同グループにおける初の試みだったのですが、端的に言ってめちゃ最高でした。基本的に全部最高だったんですけど、なかでも特に印象深かった最高ポイントを紹介していきます。

「日常」の久保史緒里さんはとんでもない

 2018年11月発売の22ndシングル『帰り道は遠回りしたくなる』に収録されている「日常」。センターに2期生の北野日奈子さんを据えたアンダー楽曲です。この日は3期生単独で披露しました。

 パフォーマンス時には「今回のライブで(しかも4期生のパフォーマンスからバトンタッチ、ゴリゴリのダンストラックを挟んでの大事なタイミングで)アンダー曲を披露するのか!」という驚きもあったのですが、何よりインパクト大だったのが久保史緒里さんの表情。それまでのパフォーマンスも圧巻だったのですが、ラスサビ前では不敵なしたり顔を隠すことなく露わにしていたんですよね。これまで舞台経験も豊富なメンバーだけに、なんというか、すごい。

 そんな久保さんといえば、22ndシングル発表時は一時的な活動休止のタイミングも重なり、2作連続だった選抜メンバーを離れることに。彼女が「日常」と出会ったのもこのタイミングです。当時こそアンダーメンバーの一員としてこの楽曲を歌っていた彼女ですが、時を経て同期と4期生を従えた“先輩”、そしてステージを代表するセンターとして、他のメンバーを牽引する姿をとても嬉しく、頼もしく思いました。

「逃げ水」に乃木坂46の未来を見た

 2017年8月発売の18thシングル表題曲「逃げ水」。大園桃子さんと与田祐希さんがダブルセンターにサプライズ抜擢された楽曲です。

 “逃げ水”とは蜃気楼の一種で、その場所には水が存在しないにも関わらず、近づくほどに遠のいて見えるという現象。この逃げ水は、楽曲中で“かつて目指していた夢”として捉えられていて、たとえぼんやりとしたものでも、その存在を信じて進むことが大切だよと歌われています。

 当時の大園さんや与田さんを含む3期生にとって、憧れである1期生・2期生メンバーこそ“逃げ水”のような存在だったことでしょう。未来に向けて背中を押すような歌詞も、ぐっと親身に届いたことかと思われます。その一方、グループとして6年目を迎え、その活動にも徐々に“慣れ”を感じてきただろう1期生・2期生メンバーには、また新たな目標を目指すべく、心新たに鼓舞するようなメッセージとして届いたのではないでしょうか。

 そんな1期生・2期生メンバーの卒業発表が続く現在の乃木坂46。グループが“循環”の季節を迎え、後輩メンバーに“未来”が託されていると謳われて久しくなりました。そんな最中に3期生・4期生メンバーだけで披露された「逃げ水」。これまで、白石麻衣さんや西野七瀬さんが務めてきた、大園さんと与田さんの後ろのポジションには、梅澤美波さんと久保さんがそれぞれ立つことに。そして、大園さんと与田さん自身も、本当の意味のでの“センター”として楽曲の意味を体現していきます。

 かつての楽曲披露時に、参加メンバーの中で最も幼かった2人が、気づけば一周して頼もしい存在感を放つまでになりました。また、3期生以降のメンバーが「ガールズルール」などを披露する機会はありましたが、「逃げ水」という楽曲のオリジナルセンターが3期生の2人だからこそ、乃木坂46の未来を垣間見ている感覚も、また違った角度から実感を伴ってきます。なんというか、リアルなんですよね。

 「逃げ水」の歌詞に込められただろうメッセージも循環して、かつての先輩メンバーに向けられた鼓舞する思いが、現在の3期生に降り注ぐこととなりました。そしてかつての3期生の立ち位置には、4期生が後に続きます。そんな分厚いコンテクストを目の前に、ただ涙を流したばかりでした。

梅澤美波さんはマジで扉を開ける人

 今回のライブ全編を通して進行を務め上げた梅澤美波さん。彼女の存在は、当日の出演メンバー全員にとって大きな支えになったことは言うまでもないかと思います。そんな梅澤さんにとって自身初のセンター曲「空扉」。なんというか、普段のブログなどからもその努力家ぶりが感じられるからこそ、このタイミングで「空扉」を披露した重みをぶつけられた気がします。

 間奏では、梅澤さん、久保さん、山下美月さんが、先輩メンバーに向けて「乃木坂46を受け継ぎ、もっと大きなものにしていく」という宣誓も果たしました。乃木坂46というグループの明るい未来に続いていく、また新たな扉を開くためには、3期生のまとめ役である梅澤さんを欠かすことはできないでしょう。まだ新キャプテンも発表されたばかりですし何とも言えないですが、彼女の存在に大きな安心を抱く先輩メンバーも多いのではないかと感じています。

2013年10月6日

 本編終盤には、2012年2月発売の1stシングル表題曲「ぐるぐるカーテン」を披露。ここでは、冒頭に記した2013年開催の『真夏の全国ツアー』最終公演のコンテクストを踏襲すべく、この曲を選んだと遠藤さくらさんから明かされました。その際に印象的だったのが、「2013年10月6日……」という、乃木坂46を構成するエモポイントのひとつである日付や天気などの情報の朗読。なぜだかとても感傷的になってしまいます。オタクは日付に弱い。

今回のライブにおける成功とは?

 そんなライブ全体を通して疑問だったことがありました。今回のライブにおける“成功”とは何だったのか。正直なところ、3期生・4期生ともに過去に単独ライブは経験していて(しかも4期生は武道館ワンマン)、あくまで勝手なイメージですが、今回のライブはそこまでハードルの高いものではなかった気もしていました。

 そう考えると、このライブの目的とは一体。おそらくそのひとつは、3期生・4期生同士がより密接に交流を深めること。そしてもうひとつは、おそらくグループを“継承する意志”を、後輩メンバー全体で外部に発信することだったのではないかと思います。

 「逃げ水」の項目にて記した通り、現在の乃木坂46を語る上で“メンバーの循環”はもはや必ず言及されるトピックのひとつです。たしかに、これまでメンバー個人間でのやりとりや、ブログでの発信はありました。しかし、後輩メンバーのほぼ全員が揃って、ステージ上で今後に向けた“所信表明”をする機会というのは、そう多くはなかったかと。それらを踏まえるに今回のライブの成功には、2日間の満足いくステージング、そしてメンバー自身が今後に向けた決意を固めるという2種類の条件があったように思います。

ライブを体験してのアレコレ

 ここからは余談。与田祐希さん好きの筆者ですが、会場ではほぼ目の前に花道があったにも関わらず、なぜか与田さんが通る時だけ瞳の焦点が合わない…。何度も何度もこっちに来てくれてるのにです。ちょっとあまりにも存在が輝かれすぎてたので、流石に後半は困りました。あんなに近くで見れること、今後数年はないと思うのに……。

 あと、4期生の推しメンで今までめちゃ悩んでたんですけど、ライブ冒頭で心が決まりました。乃木坂46 4期生は、、、清宮レイちゃんでいきます。とても好きです。

 そんな『乃木坂46 3・4期生ライブ』が最高だったよっていう話でした。