was neues

主に音楽と声優について西東京から発信します

【逃げ恥】新垣結衣が手に入れたものは星野源だけじゃない

はじめに

ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ 2016年10月より放送されたこの作品、社会現象と呼ばれるまでの"逃げ恥旋風"を巻き起こし、先日遂に感動のフィナーレを迎えました。主題歌である星野源の「恋」をバックに出演陣が踊る"恋ダンス"がブームの火付け役となり、Youtubeでの動画再生回数は合計7500万回を超え*1、世代を超えて"逃げ恥ブーム"がメディアを席捲しました。普段はドラマを観ない私も、ツイッターにて新垣結衣がマジで可愛い」しか言えなくなってしまった多くの友人の姿を見て、「そんなに言うなら…」と視聴を始めたわけなのですが、いつのまにやら毎週火曜日夜10時が楽しみになっていました。新垣結衣ちゃん、サイコー!「マイ☆ボス マイ☆ヒーロー」の頃から大好き!!

さて、"物語"と"変化"という要素は切っても切り離せません。物語を通してその世界の住人は成長し、変化がなければ物語は成立しません。ドラえもんが道具を出すのと同じように、物語におけるキャラクターの成長に伴う変化というものは、いわばあたりまえの現象なのです。これはドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」でも同じことが言えます。このドラマは当初、"星野源"演じる"津崎平匡"のことを、"新垣結衣"演じる"森山みくり"が彼の自尊心の低さにアプローチを施し、彼を勇気付けるというものでした。しかし、最終話で2人の関係はどのようになったでしょうか?全11話の物語を通して、森山みくりが手にしたものとは一体何だったのでしょうか?拙筆ながらもお付き合い願えると幸いです。

 

f:id:esora333:20161224115602j:plain

*1:現在は公式動画が全て削除されているとのこと

続きを読む

2016年を象徴する声優ベストトラックス10選+2

はじめに

2016年も残りあと4日。みなさま今年も1年お疲れ様でした。私といたしましては、何故かベルリンで生活することになったりと声優さんを少し離れたところで見守っていましたが、今年の声優楽曲もアツかったですね。

そんなわけで、今回の記事では"2016年良かった声優楽曲10選+2"なんていうありがちな企画をやっていこうと思います。なお、声優楽曲の括りは未だその枠を捉えきれないままですが、今回はその楽曲にアニメーションタイアップがある / 声優さんが歌っているという条件のどちらかをクリアすれば、ここでいう声優楽曲として認められるとします。最初に書いておくと…非常にミーハーでこえぶてぃっくなチョイスです。マジで申し訳ないと思ってるので、あとがきでめっちゃ謝罪します。

今年はインプットが少なかったのが難点ですが……どうぞご覧ください。

続きを読む

「SUMILE SMILE」に込められた祈り (第一夜) -作品の誕生とアーティストとしての成長-

"ハートにしみこむ涙が 紫のあざを残してる 表情は嘘をつけないよ きれいに笑わなくてもいい"

 

はじめに

声優アーティスト内田彩さん*1の1stシングル「SUMILE SMILE」が先月末発売されました。アーティスト活動2年目、"アクセルベタ踏み"な驚異の制作スピードで、数多くの名盤を"退屈なヒットチャート"にブチ込んできた彼女。*2 "声優ブームだから売れて当然"というへイターを圧巻する"アーティスト"としての姿、本当に格好いいです。そんな彼女の"まさか"の1stシングル「SUMILE SMILE」もう皆さんお聴きになりましたか?聞くところによると、発売日に台場フェスティバル広場で開催された発売記念イベントではウルトラオレンジ2本*3をくるくる回すオタクがいたり、渋谷CUTUP STUDIOのイベントでは南ことりさんのフルグラフィックTシャツを着た彼女連れのオタクがいたり……皆さん、マジで楽しそうですね。本気でSUMILE SMILEのこと理解してるんでしょ?俺はまだ理解できてねぇよ。だから今回は、恐縮ながらも私を助けるという名目でこの記事を読んでやってください。

 

f:id:esora333:20161223094239p:plain

*1:内田彩さんのアーティスト活動に関しては私の過去の記事を参照ください。

『SUMILE SMILE』のC/Wには"終わらないパレイド"とSUIMI / hisakuniが必要だった。 - was neues

*2:前述の過去記事注釈参照。ちなみに「SUMILE SMILE」はオリコンデイリー2位。ウィークリー6位の好成績。

*3:オレンジ色のサイリウム。めちゃめちゃ明るい。オタクが言うところの"高まり"を表現する際に使用される特殊なサイリウムであり、ライブなどで特に盛り上がる場面で使用されることが多い。その明るさ故に、時に光害とも呼ばれる。以下"UO"と省略して言及。

続きを読む

自転車を運んだら4ユーロを受け取った話

わりと個人的にセンセーショナルな出来事があったので書きます。

 

御存知の通り現在ベルリンに留学しております。こちらでの留学生活も早9ヶ月目の私なのですが、結構平凡な毎日を過ごしております。朝起きて仲のいいピザ屋のおっさんのところでブランチを済まして、ぼさっと授業に出て夜はケバブとビールを買って帰って寝る、みたいな生活スタイルです。良いですよ、学生最高!そんな私ですが、柄にもなく真剣に「……なんで?」と思ってしまった出来事があったので今日はそのことについてお話しします。

続きを読む

Aqoursが来たりてヘヴィメタる -90'sヘヴィメタルバンドにおけるアイカツとは何か-

この記事はラブライブ! Advent Calendar 2016 - Adventar 9日目の記事として公開されました。そんなわけでラブライブ!アドベントカレンダー、懲りずに2度目の投稿です。前回は思いのほか拡散されてしまい、一時期2chで軽くこのブログが叩かれていたのをドイツの友達と「ネット怖いね。」とか言って見てたのですが、今回はそんなことも起こらないであろうくだらない記事なので安心して公開できます。

 

昨日はada (@adacola)さんの記事でしたね。μ'sとAqoursの誕生日についての考察(?).md · GitHubという記事でしたが、μ'sとAqoursのメンバー計36名の誕生日が被る確率ってどれくらいなのか?という問題に触れられていました。私も以前より「鈴木愛奈内田彩さんの誕生日被ってるのか〜」と思っていたので、この問題がとても深いところまで言及されていて非常に興味深いものでした。私は文系なので理解できないかと思っていたのですが、めちゃめちゃ簡潔な文章だったのでまだの方は是非こちらもご覧ください…!

 

まえがき

皆さんは1990年代に一世を風靡した「音楽バンド」といえば何を思い浮かべますか?………なるほど、Mr.children。たしかに90年代のミスチルはシングルでは『innocent world』をはじめとして数々のダブルミリオン作品を生み出してますね。アルバムなんかだと『深海』は常に話に上がる名盤でしょうか。………幕張メッセの駐車場に20万人を集めた伝説的ライブ*1、今も語り継がれていますよね。私も『生きがい』や『Special Thanks』*2なんかがすごい好きです。ただ、今回お話するバンドは、バンドはバンドでもロックバンドじゃありません。「メタルバンド」です。そして彼らは自分たちの仲間を「メンバー」などとシャバい呼び方はしません。「構成員」と呼称します。そして最後に、彼らは人間ではありません。彼らは…なんと「悪魔」なのです。もうお分かりですね、本日のトピックは90’sを生きた伝説的ヘヴィメタルバンド聖飢魔IIそして、今を輝くスクールアイドルAqoursについてです…!

 

f:id:esora333:20161207002657j:plain

 (画像は2期のμ'sです…)

 

*1:1999年に開催された「GLAY EXPO'99 SURVIVAL」というライブのこと。詳細はリンクより。伝説の20万人動員ライブ! 「GLAY EXPO '99 SURVIVAL」を振り返る - エキサイトニュース(1/3)

*2:GLAYの名曲

続きを読む

南條愛乃が僕たちの手からサイリウムを手放させる日(後編)

この記事はラブライブ! Advent Calendar 2016 - Adventarの2日目の記事として更新されました。

 

この記事は後編です。 ↓ 前編はこちら ↓

amadamu.hatenablog.com

 

南條愛乃さんについて書いている今回の特集。前回のまとめはこんな感じです。

南條愛乃さんの3rdアルバム『Nのハコ』制作までのエピソードはこんな感じです。

南條愛乃さんのアーティスト活動はμ'sメンバーのなかでも特異です。

③"南條愛乃はFantasy"だけじゃない。

 ここからは、2項目と3項目の「ライブ参加者に対して楽曲への100%の理解を求めること」「作品において自己を絶対化しないこと」について解説していきます。

 

f:id:esora333:20161130235450p:plain

続きを読む

南條愛乃が僕たちの手からサイリウムを手放させる日(前編)

この記事は、ラブライブ! Advent Calendar 2016 - Adventar 2日目の記事として更新されました。この記事を読まれる方とは、おそらくここから30分ほどの非常に長いお付き合いとなることが予想されるため、内容を3行にまとめます。それでは、駄文ではありますがお楽しみください。

南條愛乃さんの3rdアルバム『Nのハコ』制作までのエピソードはこんな感じです。

南條愛乃さんのアーティスト活動はμ'sメンバーのなかでも特異です。

③"南條愛乃はFantasy"だけじゃない。

 

 

まえがき

南條愛乃さん*1っているじゃないですか、声優の。昨年は声優としてデビュー10周年を迎え、今年7月には3枚目のアルバム『Nのハコ』をリリースし、全国5箇所を巡るライブツアーをやったことが記憶に新しいと思います。今年4月には出演作「ラブライブ!」でμsのメンバーである絢瀬絵里役として東京ドーム*2のステージに立ち、輝かしい6年もの時間にひとまず幕を降ろしました。現在、μsのメンバー9人のうち8人が声優アーティストとしてデビューを果たし、*3活躍の場を広げている現状ですが、そのなかでも一際、私の瞳には「南條愛乃」という存在が特異に映ります。あなたからみた「南條愛乃」はどんなふうに映っていますか?

 

f:id:esora333:20161202050304j:plain

*1:南條愛乃。1984年7月12日生まれ。静岡県焼津市出身の日本を代表する女性声優。愛称は「ナンジョルノ」であるが、彼女のファンに自身より下の世代が増えたせいか、最近は「南條さん」と呼ばれることが多くなった。代表作として「ラブライブ!」より絢瀬絵里、「じょしらく」より空琉美遊亭丸京、「森田さんは無口。」より松坂花、「バカとテストと召喚獣」より工藤愛子、静岡県発祥アニメ「パンパカパンツ」より「パンパカ」などが挙げられる。カメラ、おしゃれが好きな愛猫家であり、自宅では2匹の猫を買っている。限りなく内向的に近い外向性を保ちつつこの年まで声優業界を生き抜き、昨年遂に10年目のキャリアを迎えた。インドアで、ゲーム「ファイナルファンタジーⅩⅣ 新生エオルゼア」を好んでプレイする。自宅には炊飯器がなく、長らく自炊をしていないとのことである。(ただし料理ができないというわけではないらしい。)ここまでの説明を読むと、一見ただのオタクに見えるが、その声は聴くものを優しく包み込むようなソプラノボイスで、思わず聴く人の肩の力を抜く。また、アニメ「とある科学の超電磁砲」などの主題歌を担当したユニット「fripSide」の2代目フロントマンを務めていたりと大忙しである。

*2:2016年3月31日と4月1日に東京ドームにおいて2日間にわたり開催された「μ's Final LoveLive! ~μ'sic Forever ♪♪♪♪♪♪♪♪♪~のこと。5時間に及ぶステージで全44曲が披露された。劇場版「ラブライブ! The School Idol Movie」の世界において、μ'sは3年生の卒業と共に解散の決断を下したため、声優の方のμ'sの活動においても、一旦ピリオドを打つ形となったアニメ業界から飛び出した声優アーティストが東京ドームで単独ライブをするというのは異例であり、チケットは入手困難、演目は最高の一言に尽きた。ちなみに私はベルリンから片道15時間掛けて2日間現地で参加しました。ありがとうございます。

*3:高坂穂乃果役 / 新田恵海さん 園田海未役 / 三森すずこさん 南ことり役 / 内田彩さん 西木野真姫役 / Pileさん 星空凛役 / 飯田里穂さん 小泉花陽役 / 久保ユリカさん 東條希役 / 楠田亜衣奈さん 絢瀬絵里役 / 南條愛乃さんの8名。矢澤にこ役 / 徳井青空さんのみ現在もアーティスト活動は行なっていない。しかし、彼女は今年10月に開催された自身の主催イベント「みらくる青空ナイト vo.9」において、彼女が演じてきたキャラクターの歌を披露していたりなどする。

続きを読む